エアコンメンテナンスのプロが徹底解説！

エアコンは、夏場の暑さをしのぐために毎年必ず活躍する家電です。使用頻度も高いため、メンテナンスは欠かせません。エアコンは使用しない期間や、5年に一度程度はメンテナンスをしないと劣化・故障の原因となってしまいます。本文では、エアコンメンテナンスについて徹底解説します。

エアコンメンテナンスの基本はフィルターの掃除です。フィルターは、エアコン内部にはいる外気を濾過する機能があり、ホコリや花粉、汗等を除去し、清潔な空気を室内に送り込みます。フィルターが詰まっていると空気の循環が悪くなり、空気の出が悪くなるため電気代も増加します。撤去したフィルターは水で丁寧に流し清潔にし、必要に応じて専用洗剤で洗浄します。

ドレンパンは、エアコン内部の結露水を受け止めて排水するためにあるパーツで、汚れやカビの温床になりやすいため掃除が必要です。

熱交換器は、冷蔵庫のように冷房や暖房に使われる室外機にあるパーツで、エアコンの効きが悪くなる原因のひとつです。通常のメンテナンスでは、空調機器専用の洗浄剤等を使って、熱交換器に付着した汚れを取り除くことができます。

エアコンのメンテナンスは、フィルターの掃除、ドレンパンの清掃、熱交換器の清掃が基本です。これらの作業は、プロに依頼するのも良いですし、自分で行うことも可能です。メンテナンスを怠ると、故障や不具合の原因となり、最悪の場合火災になる恐れもあります。業者に依頼する場合は、信頼できる業者を選択するようにしましょう。